It is no use crying over spilt milk.

ドールとか写真とかツーリングとか雑多

Nikon Z50を1ヶ月ちょい使用した感想

実はNikon Z50を発売日に手に入れていました。ニコンZマウント初のDXフォーマットカメラ。APS-Cですね。


  • 購入の言い訳

買った理由は3つで、1つ目は軽くて写りが良くてレンズ交換可能でコンパクトなカメラが欲しかったんです。
そう考えるとミラーレスのAPSCカメラになっちゃうんですが、α6000、X-Pro2とAPSCのカメラを使ってきてしっくり来なかったので元鞘に戻ってニコンに。ライカCL?いやー、流石に高いっす…。
2つ目はZマウントを使ってみたかった、というのがあります。NIKKOR Z 50mm f/1.8Sとかとても良く写りますし…。Zマウントそのものの魅力に惹かれます。
そして3つ目は、これが一番大きな理由なのですが、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRの存在が大きいですね。なんなんですかあの小さいパンケーキズームレンズ。しかもキットレンズとは思えないぐらいよく写りますし…Zマウントすごい…。

  • サンプル

というわけで適当に撮ってきたもの。撮って出しです。Flickrに使用レンズも書いてありますが、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRNIKKOR Z 50mm f/1.8SとAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gが混ざってます。
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  • 使用感

発売前に某金賞受賞していたり、製品仕様あたりでゴタゴタしているカメラですが、とても佳いカメラです。良いではなく、佳い。これまで使ってきたミラーレスカメラの中で一番ハンドリングしやすく撮影してて楽しいカメラでないかしら。
大きさも丁度良いですし、レンズとのバランスもバッチリ。
そしてこのコンパクトな筐体から得られるきれいな写り。特に単焦点レンズ(とNIKKOR Z 50mm f/1.8S)はすごい…(小並感)。開放で撮っててもバッチリ写るので開放で撮るのが楽しいです。
キットレンズも暗いですが問題のない写り。D3100のときに使ってたAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRとは流石に全然違いますねえ。

  • 次は…?(何)

さて、NIKKOR Z 50mm f/1.8Sあるし、Z6/Z7あたりが気になってきたぞ…?正直CFExpress使えるようになったし使いたい気持ちがあります。
あとはNIKKOR Z 24-70mm f/4 SやNIKKOR Z 85mm f/1.8 Sも使ってみたいですねえ。いつかは手に入れたいものです。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

さて、C98に申し込みました。


今回もドールジャンルです。果たして受かるかどうか…。
受かったときはどうかよろしくお願いいたします。

年末最後の大きな買い物


というわけでついSUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.を購入してしまいました。何故かドルパ開催中に。多分ドルパ参加者の中でディーラーの買い物を終えて、ワンオフ投票し、結果までの待ち時間でドルパを抜け出してライカストアでレンズ購入しワンオフの結果を聴きに戻るという行動していた参加者はわたしぐらいでしょう…。しかもライカストアに行った理由はセンサークリーニングであって、レンズ購入するとかこれっぽっちも考えてなかったはずなのに何かがおかしい。
まぁ、購入してしまったものは仕方ありません。多分何か狐か何かに騙されていたに違いありません。
ちなみにライカストアで購入したら、マルミ光機の46mmのUVフィルターを付けてくれました。その時にふと疑問に思い、「ライカ純正のUVフィルターもありますけどやっぱ違うんですか?」と聞いてみると、「多分あれは日本製なので日本のUVフィルターとそんなに変わらないですよ」と答えてくれました。ライカの名前がつくだけで10倍近くに価格が跳ね上がるのはブランド商売の基本ですね(小並感)。
 
というわけで適当に撮影
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立体感がすごいですね。ピントの合った位置の解像度と、ピントが外れたところのボケ量がすごいです。
さらにその間はなだらかに変化していくので違和感もありません。前ボケも後ボケもきれいで満足です。
また、描写自体も繊細で丁寧に描写してくれている感じです。丁寧に物の質感や光を捉えている感じ。
F1.4なので、開放でガリガリ撮っていきたいのですがライカはSSが1/4000までなので、日中用いるならNDフィルターが必須ですね。
 
イカMモノクロームでも撮影してきました。
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猫かわいい。ライカMモノクロームのほうが解像感があって良いですね。

そんな感じでSUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.でした。50ミリF1.4のくせに値段が50万と意味不明なぐらい高いですが、値段の分の働きはしていると思います。50ミリはこれ1本あれば他はいらないんじゃないかな…て思う感じ。
似たようなスペックでVoigtländer Nokton 50mm F1.5 Aspherical VMがありますが、どう違うかは撮り比べてみたいものです。

Mモノクローム1年経過とモノクロ写真が好きな理由

イカMモノクロームを購入して早いもので、1年と数ヶ月が経過いたしました。
気が向いたときにライカMモノクロームを持ち出していろいろと撮影をしてきましたが、レンジファインダー撮影は楽しいですね。
素通りのファインダーに映るフレームを見つつ、目の前の光景を切り取る感覚は楽しくて困ります。

STOP!
「止まれ」

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「白黒銀座」

フィルムカメラを使い始めて以来、モノクロ写真に惹かれます。デジタルでも白黒いいなーと思ったのはX-Pro2のフィルムシミュレーションを使い始めてから。どうせせっかくなら白黒限定で頑張って行くかと思いライカMMを購入。
そんな感じでやってきましたが、ふと、なんとなく自分がモノクロ写真に惹かれる理由を備忘録的に残しておこうかな、と思います。

わたしがモノクロ写真に惹かれる理由は以下のとおりです。

1. 悩みが少なくなる。
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「紅葉。これで大丈夫?」

当たり前ですがモノクロ写真には色がありません。これはデメリットなところが多いです。人間は多くの情報を視覚から得ています。その中で色情報というのは非常に大きなウェイトを占めていると考えられます。多種多様の色があるから、キレイ/汚い。色味から食べれるかどうかの判断ができる。(空の)色があるから、時間の推定ができる。色があるから、リアルに見える…。

ですが、色があるというのは誤解を招くこともあります。
わたしの兄の話ですが、色覚多様性(色覚異常/色弱)を持っています。兄が結婚した当時、ピンクの固定電話を買ったらしいのですが、白にしか見えなかったらしくクレームを付けたらしいです。
わたしも同様に色弱ですが、天使の里のワンオフドールの説明にオッドアイと書かれてたのが、どう見ても同じに見えるなーとか悩んでたりしました。
おかげでわたしは色をいまいち信じ切る事ができませんw

また、加齢によっても色覚は変化します。
www.santen.co.jp
今見ているものが果たして黄色なのか、はたまた自分の目がおかしいだけなのか。悩ましいところです。
特に色覚の変化はデジカメの場合致命的です。Lightroomで現像したときに果たしてこれは良い色なのかどうなのか悩んでしまいます。

モノクロ写真はこういった色に対する悩みがすっぱりと消えてしまうので、個人的にはやりやすいなーと思います。

2. 色を想起させる事ができる。
モノクロ写真は色情報がないため、構造がストレートに伝わり、これらの構造から、相手に色を想像してもらうことになります。

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「草原の少女」
以前こちらの表紙の同人誌を作ったときに、スペースに来られた方から
「緑っぽく見えますね」
と言われました。
この時わたしはモノクロ写真でも色鮮やかな表現ができるんだ!と感動しました。
色がなくても相手に色を伝えることができる(かもしれない)、っていうのは素敵ではないでしょうか。

3. なんとなくかっこよく見える
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「たこ焼き職人」
モノクロ写真で撮るとなんでもない風景がかっこよく見えてきます。あくまで主観ですが。

こんな感じでしょうか。
色々と書いてみましたが、個人的には、見る人に色を想起させるような表現、ドールの可愛さをストレートに表現できたらな、と思います。そんな写真を撮れるようになりたいなー。

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まだ修行中。