二日目
特に何もなく二日目。あと一日だー。
ちなみに今日起きたの10時過ぎです。学会自体は8時半からあるのにw
ま、まぁ、あれだ。興味の惹かれるシンポジウムがなかったからポスター発表に間に合うようにいけばよかったんですよ!
そんな言い訳をしつつ今日気になった発表
1. SCRAPPERについて
なんか論文で言ってたことを焼きなおしたような発表でした。
2. Rab27の役割について
東北大の福田先生の発表。まずRabというタンパクがマウスにおいて60個以上もisoformがあることに驚きですよw
Rab27に対する抗体を入れるとRab27がEffector分子と結合できなくなって分泌ができなくなるらしい。RabってExocytosisにそんなに重要なタンパク質だったのか。vesicleとmembraneのdockingを制御している?
3. 皮質神経細胞回路内での発火時刻信頼性について
活動電位刺激に対して、どれぐらいのズレを持ってスパイクが出るか?という問題。単一の神経細胞では1msec以下の精度を持っているらしい。
でも、ネットワーク形成をした場合、(シミュレーションの上では)刺激の強度に対してズレが単純増加する。あくまでも理論的なモデルでの予言ですが…。
面白いな、と思ったのは単一の神経ではズレがほとんどないのに、神経が増えていくズレが増えてしまうという事。ふと、発表を聞いててこの事が高度な脳機能の発現に関与しているのでは、とか妄想してたのは秘密。
4. マイクロインジェクションをすごくした方法
細胞膜に穴あけてDNAとかタンパク入れるとかすごすぐる…!
というか直接的すぎて、なんか逆にすごく思えてしまいますw
しかし、同じDish上の細胞で4種類の別の蛍光タンパクを発現させてたのはすごい。別に大きな意味はないけどすごい…w
あと、昨日と今日の発表で、musashiという遺伝子がちょっと面白そう。→Wikipedia
まぁ、神経幹細胞とか楽しそうですねw