It is no use crying over spilt milk.

ドールとか写真とかツーリングとか雑多

猫だましい&黄金の羅針盤(上・下)

一挙三冊・w・

猫だましい (新潮文庫)

猫だましい (新潮文庫)

河合隼雄さんの本です。猫に関する童話や物語やマンガなどを紹介し、猫についての性質を論じている本です。あとは、猫と心理の関係とかも…w
猫好きには良い感じの本でした。っていうかあらすじ読んで読みたいなーと思った作品が何個かw
感想を特に思いつかないのでこの辺で(何)


黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険

黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険

黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)

黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)

お次はライラの冒険の1作目である黄金の羅針盤。ファンタジーとかいいつつ、量子的なお話とかパラレルワールドとかSFめいたお話もたくさんでした(世界観はほぼ中世〜近代ヨーロッパという感じなのに何故か素粒子とかそういう話が分かっている感じ)。
なんか、よくある日本の子ども向けの本とかみたいに勧善懲悪というような世界ではなくむしろ全員悪みたいな感じが良かったですw主人公のライラですらかなり黒いと思います・・・w
あとまぁ、残酷なシーンとか多いですしね。心臓食べたり(これだけ読むと勘違いしそうだ…w本編読むとわかりますg)
後目に付いたことといえば…人が死んでもあまり悲しみの描写がないと言うかなんと言うか。あと日本語訳のせいなのかもしれませんが、ライラとアスリエル卿とかコールター夫人との会話に感情が込められてるように思えないという感じですかねー。これはライラ自身の気持ちの表れなのかもしれませんけどっ。
全体的にかなり読み応えのある作品でした。第二部の神秘の短剣を早く買いに行こうw


あと未読はこころの処方箋 (新潮文庫)あやし (角川文庫)だー。これ読み終えてから神秘の短剣かなっ。